プーケットでの良くない思い出

お疲れ様です。P内です。
前回ブログで公言いたしました通り
若かりし頃プーケットにてゴルフのコース
デビューした事をお話したいと思います。
～まず前置きを～
今から数年前当時私は20歳で日本で就職しておりました。
その会社は年に1回海外旅行に連れて行って
くれていました。
バリ島、プーケット、セブ島と当時の社長は
やたらと南国の島が大好きでありそれに伴ってか
公私ともに大変情熱的で異常なほどパワフルな方でした。
「今年はプーケットでゴルフをする」
「あと2週間あるから練習しておけ」
と、言われれば嫌でも絶対に断れない状況でした。
当時は12.3時間ぐらいは普通に働いておりましたが
疲れた体に鞭打って、ナイタ―営業している打ちっぱなしで
7.8回練習いたしました。
その時に既に勘づきました。
「これはヤバイかも」「ゴルフってこんなに難しいのか….」
私は少年時代に野球を少しやっていましたが止まっているボールは
動いているボールより打つのが難しいと思いました。
信じられないくらいボールが真っ直ぐ飛びませんでした。
そして不安は拭いきれず渡タイし本番。
天候は快晴、コースから海も近く大変綺麗であり
こんな環境で出来るなんて贅沢だなと感じておりました。
キャディさんも大変良くしてくれました。
しかし私以外の上司との実力の差は当然ながら雲泥の差です。
4人で行いましたが年齢が全員10歳以上離れていることもあり
皆ゴルフの経験者で実力もあったかと思われます。
運悪く私についたキャディさんは最悪であったでしょう。
ドライバーで打とうものならあり得ない方向にボールは
飛んでおりました。
私はカートに乗せてもらえずゴルフ場を走り回りました。
「この暑い中私に付き合わせてしまい申し訳無い」と
思いつつプレーをしていました。
そして段々イライラし始める自分がおりました。
もちろんキャディーさんにではなく自分自身の下手さに
いやゴルフそのものに対して…ヤジりながら怒号を飛ばしてくる
先輩方に対して。
もう9ホールを過ぎた頃には完全に投げやりモードです。
「あ～早く終わらんかな、いや終わらしたいな」と
考えていたと思います。
そのようなイライラ状態でプレーをしていたのが原因か
ついには…………..
地面を打ってドライバーをへし折ってしまいました。
(後で1000バーツにて弁償しました)
そんなこんなで散々な結果でスコアもいくらか分からず
終了したのでした。
最後キャディさんにチップを渡す際、上司より
「お前は迷惑をかけたのだから多めに払いなさい」
と言われ、チップの相場など全く分からなかった私は
いくらが相場で+αがいくらくらいなものか見当がつかなかった為
とりあえずタイの最高紙幣1枚と2番目の高額紙幣1枚、計2枚を
渡したところ最高の笑顔で「コップンカ～」と言われました。
当時言葉を全く理解していなかった為、とりあえず感謝されているんだなと
共に微笑みの国の意味を理解した記憶が強くあります。
しかしそれを見た他のキャディさんが私の上司達に向かって
私も同額欲しい的な事を抗議しだし、改めて上司より
お怒り的な注意を受け散々な形で私のコースデビューは
終了するのでした。
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この記事を書いた人

P内Rent A Car Department Executive Manager: 2012年12月より来タイ。
タイ深南部を除いてはタイ各地に旅行経験があります。
機会があれば南部にも行きたいと思っております。
日本人が集まるような場所にはあまり行かない為
話題についていけないことも多々あります。
■ 生年月日　1990年3月19日
■ 出身地　兵庫県
■ 趣味　バイクでブラブラ、散歩