ええ、吾輩は東洋風味である。
余り記憶が定かではないが、
夏場から秋口にかけて辺りだらうか。
余の服装から察するに、否、それすら朧ろな記憶の糸を
手繰り手繰りではあるが、
そんな気候だったのではなかろうか。
朕とMはMの家から程近いレンタカー会社の営業所を
訪れていた。
ぶらり気まま探索だったのだらうか、
希望の小さめの車種は満車となっており、
漸く手配してもらえたのが確かトヨタの、、、
忘却の彼方である事よ。
兎に角何だか大きい車種であった。
四苦八苦の挙句借りたレンタカーに乗車した
我々が一路向かうは神奈川県!
といっても神奈川が最終目的地ではなかった。
東京湾フェリーが運航する久里浜港から金谷港への
ゴキゲンフェリーの旅なのですこれが。
取り敢えず道中、及び、フェリー中の記憶が一切無いので
その辺りは割愛(かっつ愛してる)する。
晴れて港に降り立った我々が一路向かったのは宿泊先。
特に宿は決めて行かなかった為、道中適当に探すよろし、
と考えておったのだが、
第一優先として翌日の行程に入っていた
マザー牧場から近い所!
何通り、等の記憶は一切無いが、
峠、というか、山を完全に超え散らかす
必要があったと記憶している。
既に辺りは闇に包まれており、我々は右に左に
大蛇の如くうねる山道を走り続けた。
その間、Mは夜間であったからか、山道であったからか、
記憶が定かではないが、怖いから制限速度で走れと宣ふ
ではありませんか。
拙者は致し方無くちんたら走行していたところ、
意外と後続車があり、次第にミニ渋滞に。
わナンバー+東京もん(きっとナンバーから判断)が
のらりくらり走っており、スピードメーターを
振り切れないもんだから、後続車の苛々は
最早メーターを振り切らんばかりであった。
山道ではあったが、漸く交差点的なところがあり、
丁度信号が赤になった為大人しく停車。
青に変わるや否や、
テテテテ テテ テテ♪x2 ジャジャーン♪x2
(F1の放送で絶対掛かるやつですよ)
と景気の良いBGMが流れたか流れなかったか、
兎にも角にもこれ迄我慢を強いられて来た後続車の
2、3台がスリップストリーム状態はもう御免とばかり、
勢い良く我々の車両を追い越して行きました。
とまあそんなところで続きはまた来週ですなこれは。
ではまた来週
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この記事を書いた人

東洋風味Sales Promotion Department Executive Manager
バンコクに移り住んで早6年(2015/7現在)が経ちました。
安部公房や筒井康隆、中島らもに爽やか路線でいえば宮本輝も好きです。
会社のブログではありますが、先人(ご健在の方もいますが)の知恵に学びながら執筆していきます!
■ 生年月日 1981年3月31日
■ 出身地 大阪府
■ 趣味 読書・映画鑑賞